DAIRY NEWS

病気、HSP、セクシャルマイノリティと生きづらさを抱えたアラフォー男です

ゲイアプリでロマンス詐欺に遭った話② いよいよ送金してしまうの巻

※2021年末に一度書いた内容ですが2022年末で加筆訂正しています。

2020年夏の暑さも収まりつつ秋も近づいてきた頃である


その①の台湾人男性とフェードアウトした直後、新たな男性(これもまた台湾人男性)とやりとりが始まった。
こいつが詐欺師である。
これもすぐにLINEに移行してしまい、翻訳アカウントを介してのやりとりとなった。
わりと積極的にメッセージをくれて、コミュニケーションに飢えていた私には心に染みるものがあったのだろう。
自然と打ち解けていった。
変に気取る気はないが、恋人になりたいとか、病気が落ち着いたら性的関係になりたいとかそんな気持ちはなく、純粋にコミュニケーションを取れることが嬉しかったのである。

設定上は日本に来日のよう。
詐欺師とのLINEのやりとりは個人情報を除けば見られても何ら恥ずかしいことはない。
あと、全くイケメンではない(笑)

 

追記※これも言い訳でしかないが、この時点でガン治療は終了していた。
だけど、治療の影響で免疫力が下がっているし、世の中はまだこの頃は毒性の強いコロナが流行っていたので、通院以外はほとんど出かけられないという状況だった。

 

何気ないメッセージが続いた後、唐突に投資の話題を出してきた。
仮想通貨である。
私はそれなりの投資経験があったので、アプリ上の出会いの投資のお誘いなんて怪しいと思って、話題が出た時には難色を示した。
そうすると相手は「投資の話をすることで私たちの関係を壊したくない」と投資の話はしないようになった。
今考えると、手口だったのではとは思うが、また何気ない会話が再開した。

 

1ヶ月ほどやりとりした頃であろうか、2020年の秋頃、世間ではビットコインを含め仮想通貨が高騰していた。
また仮想通貨の話題が始まった。
一度、話題をしないようにしてくれたことで信用してしまったのか、世間の情勢を踏まえて私は少し興味が出てしまった。
株や債権の投資経験もあることから、このタイミングで仮想通貨投資をやってみるのもと思ってしまったのである。

 

元々仮想通貨の口座は持っておらず、詐欺師のいう通り仮想通貨の口座開設を申し込んだ。
詐欺師はいわゆる詐欺サイトを通じたトレードを勧めてきたが、多少投資の経験はあるのでまずは自分で日本の口座で取引してみようと思った。

 

程なくして仮想通貨口座を開設。(Gから始まる日本の仮想通貨の業者である。)
※と隠す必要性はないと思ったので、注意喚起のため。
私がよくわからない外国人に送金したのが悪いという前提と、何も対応はしてくれなかったという事実は公表したいのでGMOコインで開設した。もちろんBから始まる世界大手の仮想通貨取引所の被害者もいるよう。あくまで2020年末時点※


当時ビットコインは高騰傾向で通常の日本の仮想通貨口座を使った取引で数千円だが利益は出た。
詐欺師からは数万円〜の利益が出たなどのメッセージが相次いだ。

この辺りから術中にハマってきつつあったのかもしれないが、
過去テレビの深夜番組で仮想通貨で「億り人」という特集をやっていて、「これって一攫千金チャンス?」と思ってしまったのである。

 

私は少額からならと思い、詐欺師の勧めるサイトで取引を開始する流れとなった。

今となってはおかしいことしかないのだが、Google未承認のアプリを入れるよう言われ、サイトも怪しすぎるドメイン
本来ならセキュリティを解除してまでインストールすることはないのだが、
病気の治療が終わり、自宅療養中で刺激にも飢えていたのかもしれない。
手を出してしまったのである。
※URLを公表しても良いと思ったが、あいにくサイトは閉鎖済であるため載せないこととした。

 

そして詐欺サイトでの取引が始まった。
ここで「取引」と書いてはあるが、仕組みを解説すると仮想通貨には口座アドレス(銀行で言う口座番号)のようなものがあり、
結論言うと、詐欺師の言うがままに私は詐欺師の口座へ自分の仮想通貨を送金してしまった。
これは推測(ほぼ確証)だが、おそらく入金金額に応じて詐欺師が詐欺サイト上に入金分を計上しているように見せているだけである。(ので実際取引はしていない。詐欺師の口座に入金されているだけである)

GMOコインやダウンタウンの松ちゃんがCMしてるBット〜が悪いということではなく、あくまで仮想通貨の口座を開設すると銀行の口座のように口座番号ができる。2020年当時はよほど高額送金でなければ、注意喚起のみで送金はわりと自由にできた。2年経ったので少しは厳しくなっているのかも。

 

手口としては、まずイーサリアムを数万円程度送金して、見かけ上トレードをした。
よくわからないが、送金するとUSDTという米国ドルベースの仮想通貨で入金されたように見え、詐欺アプリ内でトレードができる。
トレードの方法としては、詐欺師に●日の●時頃に取引をすると言われ、そこでスタンバイする。
そして詐欺師がUSDTを●ドルベットしろと言われ、意味不明なUPやらDOWNの取引をする。
いわゆるバイナリーオプション(1分後の価格が基準値より上か下かを当てることで利益が出る)のようなものである。

 

数万円の元手で数千円の利益が出た。これは素直に嬉しかった。
ここで詐欺師の手口となるが、返金方法を教えてくれるのである。
翌日無事返金はなされ、1日で1割以上の利益が出て返ってきた。

 

もう、私はここで術中にハマっていた。
ただ、詐欺師に手取り足取り教えてもらわないと取引ができない現状や、
カスタマーセンターのメッセージ履歴が残らないなど、不安要素もいくつかあったが、
やることもないのでこれを機に利益が出たら・・・なんて甘い考えがあったのである。

 

実を言うと、コロナの影響で通常の投資でかなりの損失を出していたのである。
せめてこの損失分だけでも・・・そんな考えも詐欺に遭った原因なのではないかと思う。

 

言い訳だが仕事をしていたら、こんな暇はなくのめり込まなかったと思う。

 

返金がなされ、ある程度信用してしまった私は再入金し詐欺トレードが再開した。
そして、詐欺師から高額な入金をするように言われ始める。
数万円が10万円、30万円、50万円、100万円
100万円を超えたあたりから、キャンペーンがあり一定期間で一定額のUSDT残高があると1割近いボーナスが出るというものである。
本来こんなのはあり得ないが、術中にハマっている自分はこのキャンペーンに申し込んでしまった。

 

キャンペーンはよくわからない新たなLINEに登録させられ、申し込みということである。
内容としてはある期限までに40,000USDT以上残高があれば約4,000USDTのボーナスが付くというものである。
まぁあり得ませんよね・・・苦笑
400万円預けていれば40万円くれるボーナスなんて。

 

術中にハマっているとは言ったが、おかしいという不安は常にあった。
詐欺師のタイミングでしか引き落とせないので、自由に下ろせない不安で疑心暗鬼ではあった。

 

その頃は詐欺師は「このタイミングで下ろすなんてあり得ない」と自由に下ろさせるのを制限してきた。

 

徐々に詐欺から目を覚まし始めるタイミングである。

繰り返しになるが、私は彼に惚れていたわけではないし、常に疑いの気持ちはあった。
詐欺のケースも考えてながら取引を行なっており、色々検索サイトで該当の犯罪はないか検索したものの、まだ新しい犯罪のようで一致する事件は見つからなかった。
今考えると問題を直視しないようにしていたのかもしれないが。

 

トータル240万円ほど仮想通貨を送金していた。
利益は数十万出ていた(見せかけだが)
この頃には、疑いの気持ちがピークで正直もうここで返金して取引を終わりにしたかった。(数十万利益でているので)

 

だが、もう手遅れである。
出金申請はしてみるものの、出金はされない。
まぁ当然ではある。詐欺サイトは詐欺師の意のままで、詐欺師が私に送金しなければ戻らないのだから。

 

そして詐欺だと本格的に怪しみ、今回の詐欺被害者のLINEのオープンチャットを見つけ参加をする。
そこで相談したところ、同じようなゲイアプリでの被害者がおり、同じ詐欺サイトで被害にあったこともあり、詐欺だということは確定した。

 

絶望した。約240万円が1週間で泡のように消えたのである。
今考えるとやむを得ないのだが、LINEのオープンチャットは非承認性だったので、誰でも入れる=詐欺師でも入れるため、被害者はあまり詳細を書き込まないようにされていた
なので皆さんなんとなく奥歯に何か挟まったような発言が多かった
だけど私はすぐに何か解決になる答えが欲しかったため、神経を擦り減らした。

 

同じサイトの被害者さんが親身になってSNSの交換をしてくれ、
不安定な中、さてどうするかと言うことになった。
被害者の会でも、警察の被害届か弁護士に相談しかないようである。

 

詐欺師はさらに入金を促してキャンペーンの40,000USDTにするように言ってくる。
元々カタコト翻訳で意味がわからないことが多いのだが、詐欺だと気づくと本当にメチャクチャな発言が多い。
そしてカラクリが分かれば当然なのだが、詐欺師が取引をしないタイミングで勝手に取引をすると損をしてしまう。
ベットする金額やUP、DOWNも間違えると損をしてしまう。
私は詐欺師の見ていないところで、規定の金額に増せればと思ったが、そんなこともできず手の内で踊らされていた。
(そもそも詐欺サイトは架空でアプリ内でゲームをやっているようなものなので、どうしようもないと今なら分かるし、おそらく意図的に40,000USDTにさせない、もしくは仮に40,000USDTになったとしても他の手口ではマネーロンダリング疑いで税金が必要などと言ってくるらしい。もはや笑い話である。)

 

この被害のやり取りをしていたのは2020年の12月下旬
最悪のクリスマス&年越しである

 

③に続く

ゲイアプリでロマンス詐欺にあった話①

※2021年末に一度書いた内容ですが、2022年末で加筆訂正しています。

2020年末 私はマッチングアプリを介した仮想通貨詐欺に遭った。
被害額は約240万円
当時のビットコインイーサリアム換算での金額である。
今は大分下がってしまったが、被害に遭ってからはビットコインが比較的高騰して、利益の損失となると本当にいくらなのだろうか?と言うところである。
全く考えたくない話だ。

 

一つこだわりたいのが、ハッシュタグは付けたがロマンス詐欺とは言いたくない。
以下の事情があって恋愛感情は無かったので、盲目的に騙されたという訳ではないので。
結局、騙されているのに変わらないが。苦笑

 

と言うことで本題に入る。
前段として遡る2020年初春 検査でガンが発覚した。
マッチングアプリでハマったきっかけを一応言い訳として記載しておきたい。

 

世界はコロナウィルスの感染が深刻化していった。
あっと言う間に緊急事態宣言、治療で免疫力低下が避けられない私の生活空間は入院と自宅療養のみに限られた。

 

家族や友人にはある程度病気のことは伝えていたが、コロナのショックは大きい。
病気ではない人も心に余裕がなくなってしまうのか、徐々に友人との会話は噛み合わなくなった。
家族は味方でいてくれたが、やはり解消できない思いやストレスが残る。
誰かとコミュニケーションを取りたい。他愛もない話をしたい。
そんな思いがあった。

 

2020年夏

 

日本はコロナ対策が優秀なのか、GOTOキャンペーンなど少しずつ通常の日常を取り戻していた。
反面、私は治療の佳境で1番気をつけないといけない時期だった。
世間は日常を取り戻しつつある、自分は非日常に向かわなければならない。
この頃は友人とはほとんどコミュニケーションを絶っていた。
噛み合わないのはもちろん、形式的な励ましがストレスでしかなかった。

 

ここで一つ、私はL「G」BTである。
いわゆるゲイ、男性が好きな男性だ。
プライベートな話になるが、幸か不幸か病気の発覚直前お付き合いする人ができた。
が、前述のコロナの影響で不協和音が早々に響き、5月の連休あたりではもうストレスでしかなかった。
お互いのこと、相手を悪く言うつもりも自分を過剰に責めることはしないが、未読スルーも多くメンタル的に限界でその月相手のLINEをブロックした。

 

なぜ、ここでセクシャリティを公表したかというと、
ゲイの出会いではマッチングアプリがあり、ゲイ向けのアプリで被害にあったためである。
主流かどうかはわからないが、Tinderやペアーズのような男女の出会い用のアプリとは異なるアプリだ。
が、結局は出会いのためで違いと言えば男同士ということもあり、性的な出会い目的が主流なのかもしれない。

私もコミュニケーション不足で誰かと知り合いたいという欲求があったものの、
健康な人は夏にはある程度直接会ったりすることが普通になってきた。
が私は治療のピーク。当然対面で出会えることもなく、メッセージかオンラインなどと言っても相手にされることはない。

日本のアプリはすぐ「会いませんか?」となる。当然ではあるが。
そこで私が目をつけたのは海外メインのマッチングアプリである。
該当アプリをLGBTと言うことで、面白おかしくされると困るので、
アプリの名前は伏せるが、過去使ったこともあるアプリで使用方法はわかっていた。
要するに日本にいる外国人男性や海外居住の外国人が多い出会いアプリということである。

※と公表は控えていたがGrinderというアプリを使用した。
Jから始まる赤いアプリもほとんど変な外国人からしかメッセージが届かずアカウント削除してしまったほどだ。
ご注意を。

 

アプリを始めて台湾在住の男性とやりとりが始まった。
この男性は詐欺師ではない(はず)
少なくとも被害はない。

 

相手は英語が話せる、私は台湾語はほぼNG、英語少々で続かないだろうなとは思ったが、
早々にLINEを交換し、LINEでは翻訳のアカウントをグループトークに交えると自動通訳して簡単な会話であれば可能となった。
結局のところ、コロナで実際に会えるわけでもなくお互い母国にいるのだから、残念ながら自然とフェードアウトしてしまった。
が、一番の問題点はLINEで翻訳アカウントを介すればコミュニケーションを取れるという知識を得てしまったことである。


その②に続く

HSP✖︎GAY

HSP
GAY

私が抱えている「生きづらさ」である。
もちろん病気もだけど。

一応↓
HSP
“とても敏感な人””とても繊細な人”
5人に1人の割合(全人口の15~20%)のよう

GAY:男性として男性が好きな性的嗜好

である。

正直この組み合わせは「悪い」と思う。

HSPをもう少し掘り下げると、敏感ゆえ心ないことを言われると非HSPの数倍傷つくのだ
私は漏れなく多感な10代に「オカマ」だのとバカにされた
「普通じゃない」と言うことに本当に悩まされた

田舎の出身かつインターネットなんて存在しない時代なので、情報もないし本当にどうしようもない
世間でこそ、「オカマ」は認知されていたが下品な笑いの対象でしかなかった
コント番組で「オカマ」が出るたび私の心は抉られていた

私の親は極端ではないが、いわゆる「普通」ないしは平均以上を求める親だった
少なくとも毒親ではないと思うので恨みなどはないが
平均・世間一般程度は・・・と言うところは強かったと思う
なので、私も「なるべく標準的に」と固執しているところは否めない
それが私の価値観のベースな気がする

今でこそ多様性と言われ同性を好きになることも許容されつつあるが、当時は同性愛なんて!と言う雰囲気しかなかった
そうなると自分は異常者なんじゃないかと嫌悪感の塊だったと記憶している

おそらくではあるが、家庭環境で普通を意識するゆえに、より自分を否定してしまったのではないかと思う
親に責任はないし、感謝しかないと思っている
が、本当にHSPとGAYは相性が悪いと改めて感じる

そして20代でゲイデビュー

ここでも標準主義とHSPが苦しめる

ゲイならではの外見主義、キラキラした出来事、クラブや2丁目で騒いだり、Twitter、インスタでのマウンティング的写真、複数の男とのセックス
多分、本来は自分の求めるものとは違うのに、求めてしまったのだ
「ゲイの標準はこう↑あるべき」だと

私はそんなに顔も体も整ってはいない
当然モテない部類である
そんなのがキラキラした世界に馴染むわけがない

ゲイデビューしてからは、週末はゲイ活動に勤しんだ
アプリで毎週違う男に会ったり、ゲイバーを飲み歩いたり、飲み会やイベントに参加したり
初対面の人は苦手なはずなのに、自分を偽って楽しんでいるふりをしてたのかもしれない

クラブは何度か行ったが、HSPは音に敏感

爆音で正直居心地が悪すぎる

ダンスは好きだったが、クラブミュージックでフリーで踊れるほどではない

クラブで遊んでいる=カッコいいよね

見たいなバカな勘違いである

多分もう行くことはないと思う(年齢的にも)

 

今でこそマッチングアプリは普及したが、マッチングアプリHSPにはメンタル的に良くないと思う
顔がタイプじゃないと断られる虚しさ、悲しさ
某アプリのようにレベルで評価されること
マウンティング
自分の常識では分かりかねる人からのメッセージ

刺激が強すぎたのだ
でも、みんなアプリで出会っている
なら自分も使わなきゃ
ゲイだから
と言うことで心に負担がかかるのに長年続けてしまった

費やした時間を数えることなどしないが、どれだけアプリを見る時間を使ったのだろうか
本当に時間の無駄だったと思う

もう少しHSP✖︎GAYを掘り下げてみたいと思う
全く「繊細」な話ではないが、ゲイはアプリなどで常にセックス相手を求める人が一定数いる
とある飲み会でとんでもないゲームが始まり「経験人数を紙に書いて!」などと言うゲームが始まった
自慢ではないが、私でも(ギリギリ)二桁の経験はしていたがその場の全員それ以上の経験をしていた(3桁もいた。流石に引いた)

男同士結婚はできない
でも、エロ好きでsexは簡単にしやすい傾向である
なら、快楽を求める
それがゲイ
と言う歪んだ解釈をしていた

こんなことを書いてもだが、当然ながら性欲もあるし、アラフォーとはいえたまにはヤりたい
がもう取っ替え引っ替えほどのエロは必要ないなと今なら素直に思えるし、当時もそこまでヤリたいわけではなかった気がする
何となく周りがセックスしているから
おかしな話である

それよりか、同性同士の恋愛にしっかり向き合って、
これだけ増えたパートナーシップ制度を利用することを真剣に考えていればよかったとも思う

大分時間はかかったが、昨年YouTubeを見て自分に強めのHSP傾向があることを気付けて大分楽になれた
そして、ゲイという性的嗜好についても「男性が男性を好きなだけ」と割り切れた気がする

以前、何らかの形で音声配信をしたいと書いたが、
HSPとGAYを絡めて発信してみたいなと思った

もちろんHSPと全く向き合わずにしていたわけではなく、何となく引っ掛かりが多い性格だなと思い、
カウンセラーの勉強をして資格も取った
ペーパーだけど一応プロではある

もちろん、GAYは性的嗜好であえてノンケや他のLGBTと差別する気はないが、HSPとGAYの関係性で私のメンタルはいつも悩まされていたと思う
そう言ったことを自分の言葉で、HSP✖︎GAYの方へ向けて、そして自分の生きづらさを少しでも解消できるように発信したいし、オンライン交流会などもやっていけたらなと考えている

 

読んでいただきありがとうございました😃

 

たとえぼくが死んだら

すみません

少し大袈裟でした
一応説明すると森田童子さんの曲
ドラマの高校教師でしか聞いたことないが

すぐ死ぬわけではありません
(人間いつかは死ぬが)

中島美嘉さんのFIRST TAKEのYouTubeで「僕が死のうと思ったのは」を聞いて「死」をテーマで書いてみたくなりました。

厳密に言うと、自分が亡くなった時のゲイ関係がテーマです。

人それぞれの付き合い方はあるが、ゲイの関係は表面的な付き合いが多い
下の名前だけしか知らない、源氏名的な偽名を使うこともしばしば
働いている会社も知らない
家族関係も知らない
そんなことよくある
連絡先もLINEだけ
スマホがなくなったらそこで連絡は終わり(は言い過ぎか笑)

私はゲイ歴長いので、何人かには本名は伝えてあったりはしている

が、例えば突然頭の血管がプチッと逝ってしまったら・・・。
当然職場やらには連絡が入って訃報は伝わるだろうが・・・。
ゲイの友達関係なんて誰も伝わらないだろうなって思う。何となく切ないなって感じる。

当然お葬式に参列ということもないだろうし(私はこじんまりに家族葬程度で良い、何ならいっそのこと海にでも撒いてくれれば笑)

私ががん治療をしているとき、数回程度だが飲みに行っていたお店の方もがん治療をされているのをSNSで知った。
わりとポジティブに治療の経過を発信されていた。

何となく久しぶりに探してみたら、闘病の末お亡くなりになられた様だった。
お店をやっていたので、お別れ会かつ訃報は知れたようだが、飲食店でもやってなければこんな情報は共有するのは難しい。

もちろん死んでしまえば、何も気にすることもないが、人間的にお世話になった人にはお伝えしたいという気持ちはどこかにある。
ただ、突然死じゃなく、仮に末期でSNS使えたとして、「死にます、さようなら」(とは言わないだろうが)そんな宣言するのも何だか気が引けるし。
単にエゴかもしれないが。いずれ来る問題ではある。

年齢を重ねれば、人との付き合い方も変わる。
後悔ない人付き合いをしたいものだと感じる。

※形式的で恐縮はありますが、お亡くなりになられた↑方のご冥福をお祈りします。
闘病期間を考えたら本当に辛かったと思います。安らかにお休みください。

変態イベント 「デパートメントH」に行ってみたお話し

都心鶯谷
何となくディープな街(住んでいる人ごめんなさい)

アプリで知り合った人が「デパートメントH」に定期的に行っているらしく、何となく興味があったので行ってみることになった。

通称「デパH」
変態イベントで有名だ。

私はそこそこのフェチはあるが、そこまでではない。
が怖いもの見たさもあって、行くことにした。

入場方法などはGoogleさんなどでベテランさんのサイトを見てもらえればと思うが(優しくなくてごめん)
端的に言えば、「優しい変態たちの集まり」がしっくりくる
入退場自由だし、個人的にはトラブルもなかった
ドラッグとか売ってるようなクラブに比べたら100倍安全だと思う

あくまで変態初心者が行ってみたレポ的な感じでお読みいただければと思います。

●格好
局部が出てなければOKがルールらしい
ふんどし一丁のタトゥ軍団がOKみたいなので
私もふんどし好きだが、さすがにビギナーなのと、これといったフェチもないので連れに合わせて上は素肌にベスト、ショートパンツ+仮面舞踏会みたいな仮面という変態なんだか良くわからん格好で行った
郷に入ればというところである
少し寒い時期だったの夏だったら、かつ体さえ綺麗ならふんどしとかも良かったかもしれない

●雰囲気
ドラッグクイーンや、水槽に入った水着女、前述のふんどしタトゥ軍団、全身タイツ軍団・・・
変態というよりはフェチの印象が強い
着替えスペースが狭いので、恥ずかしくないなら着込んで脱ぐだけとかの方が良いかもしれない
あとはアラフォーおばさんなもので、ドラッグクイーンなどは見慣れていてびっくりはしないかなというところ
動物コスプレ?も人気みたい
当然、セクシャルフリー

ちょっとびっくりしたのは、まじめそうなメガネ青年が普通の服で歩いてて・・・下みたらTバックのみ!
すげーな
極めてる!と感心した
こういった羞恥心は体験してみたい気もする苦笑

物販もやっているが、フェチ感が高くてあまり欲しいとは思わなかったのと荷物増やしたくないので何も買わなかった

●ショー
ドラッグクイーンショーや全身タイツ軍団のショー
キャットファイト、ストリップ
くらいだった1〜2時間に1回くらい

正直言うと、そこまで変態とは思えなかった
キャットファイトとストリップはおっぱいこそ見えていたが、20歳くらいのチェリーボーイなら興奮していたかもだが、
あー出たね・・・くらい
パフォーマーの人ごめんなさい)
余興としては面白いと思う

●ショー以外の時間
自由である
オープンなイベントなので、好きなフェチさんに声かけて写真撮ったり
連れは好きな犬のコスプレさんに会いに行ったりしてた
優しい人が多いので、話すと相手してくれる人は多いと思う(全員ではないが)

私も写真撮ってももらってSNSも交換したが、速攻フォロー外されて若干萎えてしまった苦笑

●個人的デメリット
深夜開始のイベントかつ、早朝終わり
場所は鶯谷
なので徹夜必須である
近所でなければ帰れない

(アラフォーなんで最後ちょっとぶっ飛んだ感じで変な感じだった。ノンアルだったけど。あ、いすなんてないですよ笑)

若干だらだら感は否めないので、飽きると最悪かもしれない(連れとはそこそこの距離感で良かったが、微妙な関係だと悲惨)
食べ物、飲み物は売ってないので注意(持ち込みのみ)

●総合評価
ハロウィンなどでコスプレする機会は増えているが、さすがに局部のみ隠して渋谷は歩けないので、変態・フェチ的な格好で過ごしたい
という方にはおすすめだと思います
(局部隠すルールを遵守した上で)自分を好きな格好で表現したい!って人は楽しいでしょうね

みんな楽しそうだったのは感じた

露出、多少興味なくはないんだけど、ちょっと路線が違うような気がするんですよね・・・。
そういう意味ではとてもいいイベントではあるけど、自分好みではないかなと思います。

何かこういう格好で過ごしたい!って思えてたらコロナが完全に落ち着いた頃に行きたいなと思います。

●あとがき
このイベントはゲイイベントではないですが、ノンケだったらおそらく一生行かなかったと思います
そう考えると、LGBTであることで世界は広がったのかなとポジティブに見れることができたかな
と思えました。

読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

居心地の良い場所 ライフスタイルが全てゲイ

少し極端かもしれないが、30代ともなるとノンケ社会とは壁を感じてしまう
結婚、出産、出世
出世は関係なくはないが、私はそこまで欲なし

今考えれば、ノンケも未婚率上がっているしそこまで避ける必要はあったのか?
と思うこともあるが、アラサーを超えてからプライベートはゲイ(もしくはLGBT)一色だった気がする

夜に予定があるとすれば、アプリでリアルしたり
ゲイバーに一杯飲みに行ったり
ごはんもゲイの知り合いや友達のお店だったり

週末もゲイサークル
美容室も知り合った知人の紹介(ゲイ)
と活動しているとゲイイベントのお誘いがあったりでまたG

振り返ると・・・極端過ぎますね。

ゲイ以外のお店も行きますが。

 

もちろん居心地は悪くない
ゲイの友達もできる
たまに出会いもあったり

 

嫌な言い方にはなるがゲイの会話は薄っぺらいことが多い
セクシャリティだったり、立ち入られたくないなど人それぞれだろうが
くだらないと言うことではなくて、表面上の会話というか

 

内容は最近の恋愛、セックス、どこに遊びに行ったとか
結局はリア充自慢多しかなって気もする
バーに行けば店子さん(ゲイバーのスタッフさん)がうまい具合に薄っぺらい会話を補強してくれて盛り上げてくれる(どちらにしても表面上だが)

古い歌だが(小学)1年生になった友達100人できるかな?的な歌がある
初めて新宿2丁目に連れてってもらった時、「あらー、●●ちゃんおはよぉ」と連れが声をかけられて、
すごいなー知り合いがいてってその時は憧れた

が、今となっては知り合いもそこそこで、たまに2丁目通り通る時できれば実際会う人以外は会いたくない(が必ず1人くらいは見かけて「おはよー⭐︎」って軽くどうでも良い会話する苦笑)

長くなったが、周りの環境をGだらけにして確かに居心地は良かった
だけど、ゲイは承認欲求強めなので、常に臨戦体制というか外見もしっかりだし、わざわざ新宿界隈に行くことも多かったし

無駄ではないけど、これって有意義な時間の使い方だったのかな?
LINEのよくわからない1人になってない?リプもしないSNSアカウントが1人増えただけじゃない?
本当に居心地よかったのかな?
と遠い目をして考えているところである

アラフォーともなれば色恋メインでセックスに走っているという感じではない
そう気づくと、本質的な話ができるゲイ友って本当に少ないなって
若干虚しく感じたりもしますがね・・・。

 

このアカウント、ブログはLGBTを隠さず発信することを目的に書き始めました
もちろん似たようなゲイブロガーさんとも繋がりたいのとともに、セクシャルマイノリティ以外の人とも繋がっていきたいです

 

ポッドキャスト関係でゲイ関係の方をフォローさせてもらいました
何気に初なので新鮮です
ただ、ゲイの方のものも聞きつつ、それ以外のいろんな話や音楽も結構面白いなって
ゲイにこだわり過ぎて、本来の楽しみを見ないようにしてたのかもしれません

 

よく考えれば、たとえば飲食店に行って流れで「ご結婚されてる?」とかは聞かれるかもしれない。

でも今はあんまり聞いちゃいけない雰囲気もあるし、してないんだからしてないって言えば良いし。その前提で会話を楽しめば良いんだよねって思える。

コロナ前都心のあるお店に時々行っていたが、ゲイバーというわけでもなく

でも、セクシャリティも関係なく、普通のおじさんおばさんも来るようなアットホームなお店で

本当に居心地良かったなと思う

こう言う場所を探していきたい

選択肢を広げることは大切なことだと気づけたことに感謝

 

HOPE

やってみたいこと

間も無く40才
折り返し地点かもしれないが、私は病気の総合商社(©️辻●元議員)

決して余命宣告されているわけではない
けど、命は有限ではない
定年(いつになるのやら)後に世界一周とか多分悠長なこと言っていたら何もできないかな
そう感じるようになった

私は元々歌うことが好きである
特に女性曲
まぁその辺はゲイあるある

しかし、私の音域は非常に狭い
男性だと福山雅治さんくらいのキーじゃないと原キーで歌えない
ジャニーズも結構キツい
女性ボーカルもカラオケでマイナス少しだと全然足りず、ひどいと本当に1オクターブ上じゃないと歌えないこともあったり

古くは例えば浜崎あゆみさんみたいにキーの高い歌を少し+に上げて歌うのを俗に「おかまキー」と言われたこともある

でもこれが意外と歌うと心地よいのだ

社会人になってからボイストレーニングするようになって少し音域が広がったりして、楽しくなってきた
が、1人での作業が多いため、途中でやめてしまった

話題が飛び飛びになるが、私はHSS型HSPという気質を持っていて、何というか飛びつきやすく飽きやすく、そして疲れやすいのである。

途中ダンスにハマってこれは結構続いた。
が、40才手前になって体力的な問題だったり、若い子たちとキャーキャー言いながら踊るのは少し違うなと思い、
趣味の一つとして続けたいと思いつつ、がっつり踊るのは昨年で一旦お休みにした。

新たな趣味をということで始めたのがピアノと弾き語りである。
コロナウィルスのこともあり、本当にタイミングが良かった。
元々ピアノはやっていたが、自分で歌うということは初めてである。

自分の演奏で自由に歌えるということは本当に気持ちが良い
もちろんカラオケが楽だが、表現していると体感できるのがより良いのである

皆さんはカラオケに行く時、原キー以外認めないみたいな人に会ったことがあるだろうか
人生で結構、「原キー以外で歌うのはダサい」と言う人に会ってきた

HSPは感受性が高いので、ダサいとか言われると非HSPの数倍傷つくことが多い
ので、私はできるだけ原キーで
と勝手に思い込んでいた

結局できるだけ原キーに近づけて、自分も納得できていない
周りも「無理に歌ったよね」って暗黙の表情
喉は1曲で限界
何のための歌?

もちろん、音楽に著作権があるし、アーティストはこの音域がベストだと思って作品を作られているので、そこは尊重すべきと思うが、
私は音楽の原点は「音を楽しむ」ことだと思っている

長くなったが、結論
好きな音楽を自由に性別問わず、自分の合ったキーで表現していきたい
のである
特に歌

「男のくせに女歌歌うの?」
「そんなのほぼオクターブ下じゃん」
「原型ないじゃん」

そう言われるかもしれない
でも、声が出ないのだから仕方がない
歌いたい歌を歌わせて
迷惑はかけないから

私の青春時代、小室ファミリーがブームだった
とにかく高いキー
私の好きな華原朋美さんもとんでもない高音で、世の女子高生はどこから持ってきたの?ってとんでもない金切声をあげていたように思える

小室哲哉氏的には当然原キーがベストなのだろうが、カラオケで楽しむにはそれぞれが納得できるキーで良いんじゃないかと感じる

今の華原さんは太って声が出たとか言う理由で原キーで歌うことが多いが、いつぞやはカラオケの−2で歌唱していた
本人だってこの高音はしんどいのである

なんでもLGBTに繋げれば良いというものではないが、
この世には「普通」であることを求められることが多い
カミングアウトこそはしないが、「あ、俺ゲイなんだよね」ってさらっと言える社会望む。
のと、可能ならそういう活動もしたい(顔出しなしで)

正直な話、世にある歌を自分で楽しんだり、内輪で表現したりする範囲なら、好きなように表現して良いじゃないか
そう胸を張って表現できるように、活動していきたい
(と偉そうに書いてノープランw)