DAIRY NEWS

病気、HSP、セクシャルマイノリティと生きづらさを抱えたアラフォー男です

ありがとう、ゆいぽん ありがとう、欅坂46

櫻坂46の小林由依(ゆいぽん)が先日グループを卒業した

彼女は櫻坂の前進の欅坂46からの主要メンバーだった


欅坂、櫻坂のことはいつか書こうと思っていた

欅・櫻に対する素直な気持ちを書いていきたい

卒業コンサートのネタバレなどあるかもなので、それだけはご注意願いたい

 

私の推しスタンスは、正直言えばいわゆる「欅の亡霊」で、欅坂のイメージがどうしても抜けず、櫻坂に引き続き推しという状況ではない
欅のライブは数回参加、DVDなどはほぼ持っている
櫻坂に改名してからはシングルや冠番組は時々チェックしていたが購入に至るほどではなくて、卒業生の配信ライブのみ参加していた程度である

 

ゆいぽんの卒業コンサートは2日に渡るもので、私は配信で両日参戦した

端的に
彼女らしく、良いコンサートだったと思う
配信とはいえ、参加して良かった

コンサート後に彼女のインタビュー雑誌BLTを読んで、セトリについても納得がいった


実を言うと、欅曲(欅坂46時代)の楽曲披露を期待しての参加が主たる目的だった
理佐の卒業コンサートでは、二人セゾンなどの代表曲が披露され、前キャプテンゆっかーのドーム卒業コンサートでは10月のプールに飛び込んだ、不協和音と過去曲が披露された

 

ゆいぽんは欅時代含め正式なシングル表題曲のセンターはないものの、
サイレントマジョリティ
ガラスを割れ
アンビバレント
黒い羊
風に吹かれても

のライブやテレビでのセンターを務めていて、個人的にはサイマジョ、ガラスあたりは披露されるんじゃないかって淡い期待があった

 

結局披露された欅曲は、
1期生のみでの風に吹かれても、タイムマシーンでYeah
危なかっしい計画
のみだった

コンサート終了直後は「あぁあの欅曲やらなかったか・・・」と少し落胆していた

 

残っている1期生は上村、小池、斉藤の三人
上村、小池はもしかすると卒業時にセンター曲をやってくれるかもだが、可能性は薄いのかなと思ってしまった

ただ、BLT(雑誌)のインタビューを見て納得はできた

 

あくまで私の解釈だが、
2020年の欅坂ラストライブに向け全力を注いだこと
てち(平手友梨奈)がガラスを割れの時、一時お休みしていた時の代理センターで心無いことを言われたこと
櫻坂46のみの楽曲も増え、欅曲に頼ることもなくなってきたこと(実際に櫻坂のコンサートはすごいなと思いました)
おそらく彼女は櫻坂46として卒業したかったんじゃないかということ

 

あまり細かいことは分からないが、ファンにとって欅坂↔︎櫻坂の改名時期の部分はデリケートだと思う
実際、コンサート終了後にも賛否両論がSNSでは上がっていた
※ただ、てち含む欅坂1期生がほぼ関係者席にいたらしく、それがすごい勢いでそこまでバズってはいなかったが

 

もちろん、運営やグループ内でサイマジョなどを披露するという選択肢もあったのかもしれない
でもきっと、

やらない方が良かった
やってくれてありがとう

と新旧ファンのいざこざは多少起こるんじゃないかと思う

 

あとはゆいぽんの中で欅坂ラストライブで欅坂が完結しているようなインタビューに見えたので、欅坂停滞期・改名時からおそらくずっと大変だった彼女にすでに心の整理のついている過去楽曲を披露してもらうのはちょっと違うなとも感じた

 

数日経ってコンサートを振り返ると、櫻坂のコンサートとして非常にまとまった良い構成だったなと思うし、ここで合間やアンコールで欅坂のovertureで突然欅坂モードに切り替わるのも不自然かなと感じる

 

文章がまとまらず恐縮だが、今後直近ではサイマジョや黒い羊など欅坂を象徴する主張の強い楽曲は披露されないと思う


1〜2期も徐々に卒業することを考えると、おそらく櫻坂の彼女たちの中でも欅曲はデリケートなもので安易に披露できる対象ではないのかもしれない

 

2022年に東京ドームで披露された、幻の9thシングルになるはずだった「10月のプールに飛び込んだ」のセンターは田村保乃だった
ラストライブでセンターを務めた森田ひかるはステージにはいなかった
検索しただけの情報だが、直前森田ひかるの泣き声のような音が聞こえ、おそらくこの曲を披露するにあたって不調になり、田村ほのすさんが代理、ゆっかーがアドリブでその不在ポジションに入り込んだとも言われている(真相は分からないが)

要はそれだけ、彼女たちにとって欅曲は特別なものなんじゃないかと思う

 

もしかしたらいつか、欅坂の復活、もしくは欅曲の解禁となるかもしれない

ただ、その時に欅坂21人のパフォーマンスを見ていた頃のように感動するのか、心躍るのかは分からない


本当に長くなってしまったが、ゆいぽん卒業でほぼ欅の代表曲の披露は(ほぼ)ないものだって感じた

おそらく、当時欅坂の彼女たちはこれで最後と思って2020年のラストライブに臨んだはず

そのうち1期生3名もいずれ卒業するだろう

画面越しでも彼女たちの最後を見送りたいと思えばライブに参戦するだろうけど、欅曲を聞けるかもという安易な気持ちでは参加しないつもりだ

そして、私も「欅の亡霊」にそろそろ区切りをつけようと思う


最後に繰り返しになるが櫻坂のダンスパフォーマンスは凄かった
今後櫻坂46は成長していくんだと思う

個人的にかりんちゃんセンターのstart overは欅とも違う良い楽曲だと思って、一時期相当ハマっていた

勝手ながら、そして陰ながら欅から生まれ変わった櫻坂46を応援していきたい

ありがとう、ゆいぽん
長年お疲れ様でした

アイドルにはあまりのめり込まない人生だったが、欅に出会えて色んなエンタメを魅せていただいた
そしてもうラストライブから3年以上経って今さらではあるが・・・

本当にありがとう欅坂46

 

読んでいただきありがとうございました