映画 怪物(主演 安藤サクラ)を観た
ネタバレ含むので、観てない方は回れ右で👍
と少しスペースを空けたので笑
まずはさわりから
安藤サクラ、田中裕子、瑛太はわりと好きな俳優さんで
どんな演技するのかなって楽しみだった
率直な感想は、キーになる人物は私にとっては怪物じゃなかった
しいて言えば周りの人間や(日本社会の)歪な構造で怪物に仕立て上げられたんじゃないかって
結局のところ何を「怪物」と捉えるかであって、人によっては見方によっては天使にも悪魔にもなる
もし、シングルマザーの人が見れば安藤サクラの事情には共感できて母親として当然の対応だし、教育関係の仕事をしている人なら親や教員委員会の圧力だったりにうんざりするだろうし、安藤サクラはモンスターに見えるだろうし、人それぞれの解釈なんだろうなって思う
予想外は若干LGBT要素があって
ホントに、「好きなものを好き」と言えない世の中
マジョリティがマイノリティをバカにする世の中って何なんだろうとは思った
加えて、映画では「ウソ」をついて生きづらさを解消する描写が多かった
正直者がバカを見る
そんな世の中って何なんだろうねって感じた
もちろんね、本音と建前は大事
でも、なるべくなら正直に生きたいよねって思った
最後に俳優さんの演技について
田中裕子さんって、見た目は地味(私にとって)だけど、残酷な表情だったり人間味溢れる演技だったり
キーとなる少年との楽器を吹き合うラストシーンは本当に印象的
ザ女優だなって思った
あと、瑛太は顔含めて好きな俳優さんだったんだけど、演技派俳優だなって改めて思って
waterboysらへんの時はイケメン俳優の一人って思ってたけど、色々今回感情移入してしまい、何か次回作があれば彼の演技を見てみたい
別作品で、「スナックキズツキ」って漫画と映像作品があるんだけど、それに似た感じもしたな
https://a.r10.to/h5Hgzi
これも「キズツキ」の若干ネタバレだけど、1話ごとの話でそれぞれがスナックでママさんとのやりとりはあるものの、例えば1話の主人公がテレオペの仕事しててすげークレームを言われて大変って描写があるんだけど、2話でそのクレームした人の事情が描写されてて
でもクレームの人は本来そこまでガーガーいうタイプではなくて、いろんな事情があって爆発してクレームしちゃったって流れで
色んな見方で変わるんだなぁって
あと、個人的に映像の原田知世さんがキュートで好きです❤️
またもや話題は逸れるが、
私の青春ソング
浜崎あゆみさんのappears
の歌詞で
街中で手を繋いでいる仲良さそうな恋人たちも
「ホントウのところなんて 誰にもわからない」
ってフレーズが好き
真実はその人たちの中にしかないんだろうね、きっと
教訓としては、本質を掴んで、できれば正直に生きたいなって思いました
なかなか難しいだろうけどね
「怪物」は文庫も持ってるんですが、まだ読んでなくて
多少展開も違うだろうから楽しみにしよう
お読みいただきありがとうございました😁