DAIRY NEWS

病気、HSP、セクシャルマイノリティと生きづらさを抱えたアラフォー男です

1月2日 羽田空港事故に捲き込まれ・・・

新年明けましたね
もはや2月が近づいておりますが、本年もよろしくお願いいたします

色々やりたいことはあるものの、体調が本調子ではなく、今年も自分のペースで発信、表現できていけたらなと思っています

新年早々、能登地方の地震羽田空港の衝突事故と不穏な年明けとなりました

羽田の事故では海上保安庁の方が亡くなって、本当に痛ましい事故でした


JAL機には幸い乗っていませんでしたが、その直後の羽田着の飛行機に乗っており、すったもんだがあった話です


今回の年末年始は故郷の北海道に帰省しほっこり過ごしており、おそらく1月3日は激混みだろうと予想して1月2日の夕方の便の飛行機で戻る予定でした


飛行機に搭乗して、18時前に羽田の衝突事故が発生したものの、その時点では上空で情報は何もありません

「・・・は18時40分頃に着陸いたします。」
とアナウンス

前半聞き取れずで18時15分くらい着陸予定だったので、年末年始で混んでるんだろう・・・。まぁ仕方ないか。
とお気楽に音楽を聴いていたら・・・。


「当機は羽田空港滑走路全面閉鎖のため、仙台空港に着陸いたします。」

え・・・!?

全面閉鎖ってどういうこと?
関東でも大震災?
成田着陸もダメなの?

閉鎖の理由の情報もなく、パニックです。
いつもならお隣の方としゃべることなどないのですが、「何事ですかね?」と話すも上空でネットもつながらず、ざわめく飛行機内。

結局お隣さんと不安を共有しつつ、仙台空港着、ネットもつながり衝突事故を知りました。


航空会社もパニックですよね

「新千歳(札幌)まで引き返します」
「仙台でホテルなどの手配はできないのでご希望の方のみ「自己責任で」降りることができます」

と色んなアナウンスが流れました

私は札幌出身ではないので、新千歳まで戻られても誰も頼る人はいないし、仙台ではホテル手配できないってことは新千歳ならホテル手配してくれるってこと?
とかピンチな状況の中で冷静に考えました

航空会社の結論はいったん全員仙台空港で降りることとなり、新千歳まで戻る人は再搭乗手続きになりました


航空会社のスタッフも大変ではあるんでしょうけど、仙台で降りてからはほとんどアナウンスがなく、「研修中」と名札についているスタッフが「仙台で空港を離れる方は交通費実費立替の書類をお配りします」のみ

ほとんどスタッフもおらず、危機的状況は分かるのでむやみに聞いても・・・と思いつつ、今後の流れを聞いたところで、パニック状況で何も分かるわけでもなく時間もまもなく22時に


そんなこんなで私の出した結論は、仙台空港で空港を離れることにしました

一応見切り発車ではなく、仙台駅近くのビジネスホテルの予約が取れそう、かつ仙台→東京の高速バスは空きがありそうでしたので、ひとまずホテル予約だけして宿泊後にバスを予約すれば何とかなるだろうという計算でした

結果論ですが、日付をまたぐ頃に新千歳に着陸になったようですし、ニュースでは空港で雑魚寝した映像が流れてたり、今年の年始は4日と5日が平日でそのあと3連休で振り替えも難しい状況のようでした

極論言えば数日経てば戻れる話ではありますが、当然仕事もありますし縁もない新千歳で降ろされてどこまで保障してくれるのか?って考えたらよい決断だったのかなと振り返ってます


教訓としては、「自分で考えて判断することの大切さ」でしょうか

大部分の乗客は新千歳まで行く判断をされたようで、何となく仙台で降りるマイノリティ側になるのは嫌だったんですが、このままだとしんどいなってとっさの判断ではありましたが、時には流れに乗らないって選択肢も大事なのではないかと思いました

 

もちろん、JALの事故では日本人の国民性というか、CAさんたちの指示に皆さんがしっかり従ったから重症者もなく助かったといわれています。
個人主張の強い国だったらもっとパニックになってたって説もあるので、一概に流れに乗ることが良いとか悪いとかは決められることではないのでしょうけどね。

結果翌日の夕方には関東圏に着きましたが、10年ぶりくらいに高速バスで、中年が乗るもんじゃないなと改めて痛感

背中と腰がバキバキです。苦笑

もう、緊急事態以外は乗る機会が訪れないことを祈って。