DAIRY NEWS

病気、HSP、セクシャルマイノリティと生きづらさを抱えたアラフォー男です

友情結婚PART②


前回の続き
友情結婚に活路を見出した私は友情結婚専門のお見合いイベントに参加し、連絡先を交換しまくりオフ会を開く・・・。
の流れです。

 

このオフ会もストレスだった。
セクシャルマイノリティということなので、ゲイとレズビアンの結婚・・・と思う方も多いかもしれないが、意外と恋愛感情を持てない「アセクシャル」、セックスに対して興味がない、拒否感がある「ノンセクシャル」の方も一定数いた。
※この辺詳しくないから定義間違ってたらすみません・・・。

 

この人たちも人間的には悪くはないのだが・・・。まぁ噛み合わないのである。
正直、コミュニケーション障害ではないかと感じたこともある。

本当にムカついたのが、ノンセクシャルの女に「男は(性器)突っ込めばいいだけでしょ?」などと発言され、ふざけんな💢と思ったこともある。
こっちだって興味のない体に興奮できるか!って話である。

 

ゲイやレズビアンだからって気が合うわけではない
要は世間体を大事にする人が多いから、自慢気な人が多かったり面倒である
今現在、連絡を続いている人はいない

 

本当に今だから言えるが、セクシャルマイノリティも個性の一つではないかと思う
同じだからって気が合うものではないとつくづく感じる

 

あまり個人的なことは避けようと思ったが、もう時効かつ、どうしても受け付けない人がいた
某ゲイ男性は、確かだいぶ年上(アラフィフ?)だったが二回り以上年下だかの恋人がいて、常に私生活を自慢してきて不快指数100%だった
が、行動力はあるのでオフ会を共同開催したこともあるが、嫌いな人と何かをやること自体が間違いだったと思う
結局彼は友情結婚に成功したらしい(子供作るまで進んだかは知らない)
が、勝手にしてくださいという感じである
本音で羨ましいとは思わない
そしてもう2度と会いたくないのと、彼の職業にトラウマになって、その職業の人と会うと今でも若干抵抗感がある
どう言う形態かは知らんがこんなのと家族になるなんてまっぴらである(結婚上のパートナーへの心配)

 

後は色々な縁でゲイとレズビアンでお互いパートナーがいて、共同でマンションまで買って・・・。
と進んだお二人に会ったこともあった。
友情結婚の先駆者的に当時は感じていて色々聞きたいと思って食事会など呼ばれたら行っていた
ただ、冷静に考えるとお互いの両親との関係、パートナーとの2重生活、子育て・・・。どう考えても甘いものではない。
男性の方はSNSでフォローしてた時代もあったが、わりとリア充自慢の投稿が多く(これから子育てするというわりに遊んでばかりでなんか受け付けなかった)、嫌悪感が強くなってしまい当時フォローを外すということはほとんどしてなかったにもかかわらずSNSを外した。よほどダメだったのである。
彼も、苦手な職業である。(あえて具体的に職業名は書かないが偏見でごめんなさい(-。-;))

 

 

そのほか、古き良きmixiというサイトでもお見合いイベントに参加したこともあった。
若干、のめり込み過ぎて私は友情結婚のエキスパート(悪く言えば主)のようになって、何度か会った人と会うようになってきた。
Mixiのイベントはピクニックしたり、わりと楽しめることが多かったが、参加者(ゲイ)にどうも好かれてしまったりのハプニングがあり、ただ私が生理的にNGで。
某芸人さんに似てたのだが、数年苦手になってしまった。今となっては好きな芸人である。
その人たちもどうなったのかはわからない。

 

フリー掲示板で募集という方法もあったようだが、ゲイの掲示板出会いの方が大事だったり、顔が見えない相手にそこまで熱量を持てず試したことはなかった。
ただ、今考えると掲示板(かつフリー)ので結婚相手探すってすごいよね・・・。とは思う。
やらなくて良かった。

 

私の中でまともだと思う人たちはパーティ後も2〜3年ほど連絡や、たまにご飯して情報交換もして。
その間に私が病気になり、その辺も話したりする関係性にはなり、治療が終わった後は快気祝いをしてもらった。
こういった関係性にまでなれたのは感謝ではある。

 

ただ、どうしてもセクシャルに壁を感じ、その頃には私は友情結婚を選ぶべきではないなと思ってしまい、全て自然消滅した。
そのうちの1組は同棲まではされていたようである。
お互い人間的に良い人で、子供を作ることなどはゆくゆくとほんわかしたカップルであったと思う。
彼らについては結婚であれ、良いパートナーであって欲しいと思う。

 

結婚に関しては選択肢は増えたが、日本でLGBTが子供を持つとなると、海外のように代理母などは難しいだろうし、パートナーシップでは養子もなかなか困難である。
これも、子供を持ちたいという選択肢への思いがどれくらい強いかと、それをどうしていくか
当事者の2人が考えていくことであると思う

 

話が戻ったりで恐縮だが、先程の同棲までされたお二人はアセクシャルノンセクシャルだったので、ほかにパートナーはいないが、ゲイとレズビアンの結婚予定者は外でパートナーがいるのである。(どっちかは忘れたが、恋人が本当に大事だと言っていた)
子供は必須らしく体外受精を検討してたそうだが、(当事者の)パートナーと子供の関係って本当に微妙じゃないかと思う。
風の噂程度だが、実際に子供は作っただか、作る前にダメになってマンションの関係でトラブルになったと聞いたような?
そりゃパパママ4人いりゃ揉めるわな
女性側がすごい気が強い感じで、私たち女性同士の子供よ!とか言いそうな感じはあった(実際は知らないが、そう言う可能性は否めない)
それは本人たちが決める話なので、好きにすれば良い。まぁどうでも良い笑

そんなのを考えるといびつな歪んだ関係に見えてしまったというのも友情結婚を辞めた原因の一つでもある。

 

お見合いパーティの開催は急に開催されなくなり、当時は友情結婚向けの掲示板も多少盛り上がっていたが、私の熱とともに下火になったようである。(私の影響は全くない笑)
当然、それ以来はチェックしていないが、おそらくの想像だが、男女が見かけ上は言葉は悪いが「偽装結婚」を目的としているように見えなくもないので掲示板サイトによってはNGだったりということも影響している可能性はある。
すでに興味がないので真相は?だけど。

 

検索をしてみたらちらほら友情結婚のツールはまだあるようだ
少なからずであるがパートナーシップは普及しつつあり、生きやすい社会にはなってきている(はず)
短絡的な結論ではなく、よく吟味してお互いがそして子供が幸せになれる選択肢を見つけて欲しいと思う

 

そんなこんなで、黒歴史 友情結婚編でした⭐️

おもしろおかしく黒歴史としましたが、いわゆる「友情結婚」という形での結婚や子供を設けることはキッパリ諦められたので、これはこれで良い経験だったと思っています。
時間の無駄だった感はあるけどね。

最後に、内館牧子さん脚本の「週末婚」というドラマがある。
松下由樹永作博美姉妹の骨肉の争いである。
大きなテーマとしては結婚のいいとこ取り「週末婚」をめぐる話だ。
私の好きなドラマだしゲイはファンが一定数いるらしいが、結局はこれに近いんだと思う。
週末だけ会うという「週末婚」を成立させる夫婦もいるし、失敗する結婚もある。ドラマでは・・・。ネタバレだから動画サイトで見てください。笑
友情結婚も然りである。

中村うさぎさんという作家はゲイと結婚され、彼女の病気とは違うが私も似たような難病で苦しんだ時にエッセイを見たが、夫との夫婦関係は羨ましく感じた。
ある意味子供なしの友情結婚成功者じゃないかと思う。

長文読んでくれてありがとうございます❤️