DAIRY NEWS

病気、HSP、セクシャルマイノリティと生きづらさを抱えたアラフォー男です

友情結婚 PART① 黒歴史

友情結婚
定義は曖昧だが「友情」で結婚する
主にセクシャルマイノリティなどの事情を持った人たちが「愛情」ではなく結婚する
というもの(と私は解釈している)

 

2010年頃だろうか
アラサーに差し掛かり、そこそこの社会人になり、周りの結婚ラッシュなどに焦り始めた私は結婚、子供を持つことを意識し始めた
セクシャリティはゲイを自認して、ほどほどにゲイライフを楽しんでいた

 

ただ、HSP気質(感受性が人よりかなり高い性格)で周りの目を気にする性格が影響して、独り身でずっといることに恐怖を感じていた
40、50と歳を重ねたときに「あの人まだ結婚してないの?」と言われるのが嫌だったのだ

 

今となれば、未婚率はかなり上がり、多様性も認知されつつあり、結婚をしない・子供を持たない選択肢も認められて来ているが、私の中では社会に反しているのではないかという強迫観念に囚われていた
これもHSPの気質の影響ではないかと思う

 

そんなこんなで引っ掛かったキーワードが「友情結婚

世間体的には妻がいて、子供がいて
でもそれとは別にパートナーはいて
それが理想なのでは?と思ってしまったのである

色々気にする性格ではあるのだが、「これだ!」と思うと私は行動が早い

 

早速検索をしてみて、色々とサイトが見つかった。
今さっき検索してみたら、まだMILKという友情結婚サイトが存在した。
いわゆる友情結婚に特化した結婚相談所的なサービスである。
残念ながら私はこれは無料のみの登録で実際には利用していないが、噂では成婚者は一定数いるらしい(成婚が多いかは知らない)

 

刺激を求めるHSS型HSP(刺激を求める傾向だけど、感受性が高いから疲れやすいって面倒な気質(笑))な私は、お見合いパーティ型のイベントに参加することにした。
当時ゲイ活動でもわりと飲み会に行ってしまうことが多く、実際にあってお酒飲みながら・・・。がいいと思っていた節もある。
(結局この形式を選んで良いのか悪いのかはわからない)

 

もう消滅してしまったが、とあるイベント会社の主催で基本はお見合いパーティ
・よくある会議室で5分くらいごと交代でプロフ交換の形式→自由トークというオーソドックスパターン
・都心のクラブを貸し切り、最初はテーブルごとで全体的にフリーパターン
の2パターン
でどちらとも何回か参加した。
料金は5,000円だっただろうか。

 

今考えると、世間体のために
が原動力なので、目の前の女子に全く興味はない
しかし、こういった場だと「男」の積極性を求められ、今思い出しても本当に疲れるパーティであった
ゲイは女子寄りと言うか受け身寄り(人によるが)で、少なくとも性的興味のない女性にレディーファーストなんて縁がないので求められても困るのだが、ビアンは一般的な男を要求してくるし、その他セクシャルはそんな理解がないわけで

 

私も大分おかしい性格をしているが苦笑、参加者もみんながみんな世間体を気にして真面目な人っていうことではなく、明らかにあなたLGBTとかじゃなく、メンタル的に病気なだけじゃないか?と思う人もちらほらいた。(今となっては何とも言えないが)

 

結構衝撃的だったのは、会議室形式の時の石原真理子風おばさんである。
知らない世代の方はGoogleさんに聞いてください笑
私もお騒がせ時代しか知らない

 

私はアラサー、相手は40代半ばだったろうか。
「あたし、ライターなのー。100万くらいは自分で稼ぐからー」(桃井かおり風というかなんというか)
石原真理子(ヤバくなった頃)に言われても全く響かないし、全く結婚生活も見えないし、この人との子供を欲しいとも思えない。
私の心は貝となった笑

まぁこの人に限らず、結局「世間体」を重視に探す人が多いわけで、面倒な人が多いのである。
明らかに私に経済的なものを求めることも多かった気がする。
すごい可愛い女の子がいて、ゲイでありながら心揺れたが「セックス依存症」らしかった
なんか受け付けず連絡先は交換していない

 

のめり込む性格の私は、わりかし男女問わず連絡先を交換した。(人として繋がれそうという基準は守って。当然石原真理子とは交換していない笑)
後日オフ会をやったこともある。自分の企画で。

 

少し長くなりましたので、PART②に分けます。

読んでいただきありがとうございます❤️